2002年6月・9月度 議会報告
議会報告 の記事一覧
今議会の主な内容
4月30日臨時議会!今までの議会運営に喝!!
“条例を否決に持ち込むということは、約20年ぶりのことであったらしい・・・”
この度、4月30日に臨時議会が行われました。これは、前回の第1回定例会において第30号議案『市立保育園委託に関する条例』に対し、「わかば保育園」の委託の経緯が、不透明であるほか、その委託先が、第2公社といわれるような、天下り先と見られる役員の構成から、『まちだ新世紀』・『市民派クラブの一部』・違う理由で『共産党』が否決に持ち込みました。その議案に対する臨時の議会が行われました。
私の在籍する“保健福祉常任委員会”での質疑において、市の委託選定における反省を促し、また、役員の数も減らすといった答弁をもらいました。他の社会福祉法人やNPO法人、法人立保育園協会にも門戸を開放できるよう要求し。また今後の委託選定において、プロポーザル方式を取り入れ、少なくとも6ヶ月以上の選定期間を設けるべきとの要求をしました。
今まではこういった市の不透明な対応が、何も議論されずに、まかり通っていたのが現状であったそうです。これからはもっと厳しい目を持って議案を審査するべきだと思いました。
保健福祉常任委員会視察
去る、5月21日~23日は、保健福祉常任委員会の視察へ行ってまいりました。
《視察内容》
(1)神戸市:先端医療センター
(2)羽曳野市:24時間対応保育所
(3)和歌山市:夜間・休日応急診療センター
視察と聞くと外務省のように高いホテルに泊り、ファーストクラスでの移動、費用の悪用、とあまりよいイメージは抱きませんが、町田市議会は、ビジネスホテルはもちろん、移動もバス・電車の乗換え、と以外にハードなものでした。また、それよりもしっかりとテーマに沿って視察をすることで、大変勉強になり、刺激を受け、今後の議会に役立てられると感じました。
ちなみに、議員個人の視察報告書が今期より提出することとなったようです。(当然といえば当然だが。)
ニュース
9月議会において
『忠生地区の子供センターを早期に建設することを求める請願』(請願21号)が採択されました。
若林あきよしサポーターズクラブからのお知らせ
若林あきよしは皆さんに市政を身近に感じていただき、積極的に政治に参加できる環境作りを目指しております。
どうぞ皆さんのご意見やご要望をお寄せください。
また、議会報告も、ご希望の方には郵送させていただきます。名前住所等メールでお知らせください。議会報告に対する案もありましたらぜひお願い致します。
今議会を終えて
第2回、第3回定例会が終わりました。まだまだ3回です、戸惑いながらも淡々と議会は進んでいます。
6月議会では、担当の保健福祉常任委員会において、先に行われた臨時議会で問題となった「わかば保育園」の保育士の引継ぎの件で、議論が交わされました。その後、同期議員とともに、実際に現場へ行き、現場の声を直接聞き、運営の状況を見て安心することが出来ました。やはり現場の声を聞くことが重要であると感じました。
9月議会は、非常に勉強になった議会でした。中でも、28人もの通告のあった一般質問です。ある自治体では、質問者が1人もいないという自治体もあったそうです。一般質問は、最も重要な議員活動であると思います。その一般質問を行う人が多いということは、町田市議会は良い議会と言えるのではないでしょうか?
さて、その一般質問において、「動議」が発声されました。「動議」とは、質問中に質問者が他人の中傷など不適切な発言があった場合、質問を中断させ発言の訂正を促すものです。今回この「動議」が行われたのです。市民の代表である議員としての、議会での発言や責任について考えさせられた出来事でした。
議員として大切なことは、行政と市民の間に立ち、公平な目で意見を述べていくことであると思いました。そして、今後も若さを生かしフットワークよく市民の声に耳を傾けていきたいと思います。