2007年3月度 議会報告
議会報告 の記事一覧
今議会の主な内容
平成19年度町田市総予算約2383億円!
本年度の予算が決定しました。
一般会計が約1176億7520万円、特別会計が約1206億9243万円となっています。一般会計としては学校整備や道路整備などの投資的経費が多く前年よりも7.1%の伸び率となりました。
統一地方選挙が終わりましたが、7月には参議院議員選挙があり、選挙の多い年であります。メディアに振り回されることなく、確かな目で判断し、必ず投票に行きましょう。
3月議会の主な議案
* 町田市助役制度の廃止について
【第23号議案で地方自治法の改正により、助役が廃止され副市長制度が導入されるというもの平成19年4月1日より施行。】
そもそも助役とは明治時代に出来た制度で、地方自治法の改正により、行政のスリム化のひとつとして行なうもの。市長の補佐役だけでなく、マネジメント機能が強化されていきます。
* 包括外部監査の契約締結について
【第49号議案で、包括外部監査制度を導入し、その人選及び契約金額が締結されたもの】
外部監査には、包括外部監査と個別外部監査があり、個別については請求があったときのみ契約するものであるが、包括外部監査は「住民の福祉の増進に努め、最少の経費で最大の効果を挙げる」「組織および運営の合理化に努め、その規模の適正化を図る」という趣旨を達成するために監査し、毎会計年度の契約により実施される。
都道府県や政令指定都市、中核市については地方自治法により必ず包括外部監査契約を締結しなければならないが、町田市は情報公開をさらに進めるという意味で設置することとした。
ニュース
「議会改革調査特別委員会」が開催されています。
議会改革調査特別委員会が昨年9月より行われています。私は、当委員会において副委員長を務めております。
現在町田市は、“議会のインターネット中継”や質問時における“一問一答方式”、“政務調査費の領収書添付”“議員定数削減”など他のどの市よりも議会運営が進んでおり、他市からの視察が多く来ている状況であります。
今回は、地方自治法の一部改正があったことや、区部における政務調査費問題などにより、さらに開かれた議会、より透明な費用の執行にするため、議論を重ねています。
私は、議会としてしっかりと議案をチェックするとともに、活発に政策提言の出来る議会となることを目指しています。
開かれた議会にむけて、ご意見やご要望、ご提案などありましたらお聞かせください。
町田市中期経営計画
町田市の中期経営計画の素案が策定されました。それに伴い、多くの市民の声を聞き、それを原案に反映していくということで、広く参加を呼びかけています。5月の中旬に会議がもたれました。(参加が少)
行政に対しご意見、ご要望があれば、8月に再度市民参加の機会を設ける予定です。多くのご参加をお待ちしています。
若林あきよしサポーターズクラブからのお知らせ
若林あきよしは、わかりやすい政治をモットーにこの議会報告を作成しております。ご意見ご要望などお知らせください。また郵送に際して知人や紹介者にお送りしておりますが、ご不要な方はご連絡ください。
また、この報告を近所に配っていただける方(ポスティングボランティア)何部でもかまいませんのでご協力していただければと思います。ご連絡いただければ直接お持ちいたします。メール・電話等でよろしくお願いいたします。
今議会を終えて
今議会は、“行政改革を進め、新たな地域活性化に取り組む予算”として、長年の懸案であった、ごみ収集の民間委託や小中学校の耐震補強などに一気に予算がつけられました。
ごみ収集の民間委託は、議会をはじめ市民からも多く要望がありながら、なかなか進まなかった行政改革のひとつであり、大きな前進といえます。また、小中学校の耐震補強も今年度は小学校5校で行い、2010年度にはすべての公立小中学校で完了する予定となっています。
さらに、小中学校新設事業として、『図師小学校』(2009年4月開校予定)と小山地区に小中学校の新設が予定されています。
また、予算を使い切ることが良とされてきた状況から、インセンティブ予算として、各部が削減努力や財源確保の努力をした予算については、新たに別枠で配分されるようになるなど、各部署の経営努力を促すものが設立されました。(フリーマガジンの作成などに使われました。)
市長は経営品質という言葉を使い、行政サービスの向上に努めています。経営品質が高まり、市民にとって誇れる市役所になることを望みます。