2009年6月度 議会報告
議会報告 の記事一覧
今議会の主な内容
ついに解散!8月30日(日)は衆議院議員選挙です。
衆議院がついに解散しました。昨年のこの議会報告においても、いつ選挙がおこなわれるか?といった記事を書いており、それから実に1年が経過をしたわけであります。
先月は東京都議会議員選挙が行われました。残念ながら国の政局と一緒にされてしまい、地方自治体でありながら政局による判断が大きい選挙となっていました。
今回の選挙については、まさしく国を担う政党を決める、重要な選挙であります。できれば単純に政局のみで判断するのではなく、地方分権を進め、日本をどのようにしていくのかということも判断の決め手としたいものです。
尚、この報告を持って暑中の挨拶とさせて頂きます。
6月議会の主な内容
*緊急雇用創出事業 (国予算、約1億3千万)
【国の緊急雇用創出制度を活用し、町田市としては、12事業111名の雇用をするもの】
2009年度の当初予算では、東京都の補助制度を活用して、1億円の雇用対策事業を実施することにしましたが、さらに国の制度を活用し雇用対策を実施します。
ふるさと雇用再生事業として3事業。緊急雇用創出事業として9事業を行います。
*子供遊び場見守り事業 (約2650万)
【市民委員約200人による“子どもの居場所づくり”についての議論を行い、『学校を活用した取り組みの推進』といった提言をもとに実施する事業】
市内の全小学校(41校)において放課後の2時間程度、校庭や体育館を活用して、安全・安心な子どもの自由な遊び場を提供します。安全管理員として2名配置します。
この事業を行うには、地元地域の協力が得られるように取り組んでいくべきと考えます。
ニュース
第48号議案 町田市あきかん吸い殻等の散乱防止に関する条例の一部を改正する条例
【あきかん吸い殻等のポイ捨て禁止に加えて、公共の場所における喫煙を禁止するもの】
従来の美化推進重点区域内に喫煙禁止区域を設定し、違反者には過料(2000円)を科す。
≪喫煙禁止区域≫
小田急町田駅からJR町田駅を結んで中心市街地内が指定される予定です。
*条例施行は2009年10月1日を予定。過料(2000円)については、2010年4月1日を予定しています。
第49号議案 町田市景観条例
【景観法に基づき、町田市として地域の特色を生かした個性ある景観をつくるもの】
この条例は、“生活風景に魅力と豊かさを感じられるまち”を目指して地域の景観づくりを進めます。
条例制定までには、市民参加(市民調査会・景観懇談会・パブリックコメント等)により策定を進めてきました。
地域住民自らが率先して行う取り組みに対して『生活風景宣言』として登録する制度を設けます。
良好な景観づくりに功績のあった方には『景観賞』を贈呈します。
若林あきよしサポーターズクラブからのお知らせ
若林あきよしは、わかりやすい政治をモットーにこの議会報告を作成しております。ご意見ご要望などお知らせください。また郵送に際して知人や紹介者にお送りしておりますが、ご不要な方はご連絡ください。
また、この報告を近所に配っていただける方(ポスティングボランティア)何部でもかまいませんのでご協力していただければと思います。ご連絡いただければ直接お持ちいたします。メール・電話等でよろしくお願いいたします。
今議会を終えて
今議会においても各地域や団体から多くの請願が提出されました。
請願とは、国民の基本的人権の1つであり、国や地方自治体に希望や要望を述べることを言います。
町田市議会ではこれら請願について請願提出者による意見陳述を行いました。この取り組みは今年の3月の第1回定例会に引き続き行われました。
意見陳述とは、従来、請願内容の説明については行政側が行っていましたが、請願を出した方々の本来の意図、要望について理解するには、直接請願者から聞くべきという議論があり、町田市議会の議会改革特別委員会のなかで、請願提出者に、内容の説明ができるようにしました。3月、6月と試行を重ねる中で、意見陳述については議事録を取るべきということになり、委員会では、そのための規則変更を行いました。
実際に意見陳述を行ってみて感じたことは、隠れた市民の力を見つけ出す貴重な取り組みであるということです。これから地方分権が進む中で、町田市としても、教育や環境など身近なことに対しては、積極的に市民と関わり市民主権のもと運営すべきと考えます。