2009年3月度 議会報告
議会報告 の記事一覧
今議会の主な内容
平成21年度町田市総予算約2189億円!
平成21年度は、2期目の任期の最終年度(4年目)であります。
ここ3年の町田市政を振り返ると、ゴミ収集の民間委託や市民センター等の日曜休日開庁、また、小学校の耐震補強など今まで遅々として進まなかった政策が進んでいることを実感します。
本年度も財政状況が苦しいといわれる中、新しい施策に取り組んでいます。市議会としては、市民の皆さんからいただく多くの意見を参考にして、それらの予算に対して5年後10年後にどういった効果が表れるのか、という長い視野を持ってチェックする必要があります。
これからも、なお一層のご支援をよろしくお願いいたします。
3月議会の主な内容
*介護保険料の改定(基金活用による保険料の減額)
【3年毎に策定する介護保険料を、介護保険給付費準備基金の取崩(3年で16億円)等を行い、負担の軽減をするもの】
介護保険料月額基準額、第3期(2006年度~08年度)の4,700円が、第4期(2009年度~11年度)については750円安くなり、3,950円になります。
*多摩国体開催事業 約2億1千万円(都の支出金含)
【平成25年(2013年)に開催される多摩国体のために、実行委員会の設立や既存施設の改修や整備を行うもの】
第68回国民体育大会(東京開催)が多摩地域を中心に行われます。(正式決定は2010年)
多摩地域の全市町村で競技会が予定されています。
町田市は、バトミントン・バレーボール・サッカー・軟式野球を予定。
ニュース
提案から予算化へ!ついに動き出します!
忠生地域公共施設整備
(忠生市民センター : 約288万 / 忠生地区子どもセンター : 300万)
忠生地域の公共施設整備に関しては老朽化や子どもの育成の観点から、常に質問をしてきました。この度、地域の諸団体の協力を得て、明確なスタートと位置づけられる予算がつくこととなりました。
これからは、継続して事業が進むように要請を続けていきます。
新型インフルエンザ対策 (500万)
昨年9月に一般質問した、新型インフルエンザ対策について、町田市が積極的に取り組むこととなりました。
ひとたび流行すると爆発的に感染が広がり、市民の健康と生活に大きな影響を与えます。感染拡大やパニック防止のために情報の共有化を進めていきます。
若林あきよしサポーターズクラブからのお知らせ
若林あきよしは、わかりやすい政治をモットーにこの議会報告を作成しております。ご意見ご要望などお知らせください。また郵送に際して知人や紹介者にお送りしておりますが、ご不要な方はご連絡ください。
また、この報告を近所に配っていただける方(ポスティングボランティア)何部でもかまいませんのでご協力していただければと思います。ご連絡いただければ直接お持ちいたします。メール・電話等でよろしくお願いいたします。
今議会を終えて
当初予算を審議する今議会は、委員会での審査も、補正予算の時と比べ倍以上の時間がかかります。特に石阪市長は“当初予算主義”として、年度当初の段階で1年の動きを決めることを行ってきました。
今までは、当初の段階で予定されていなかった事業については、補正予算を組むことで対応していましたが、そういったことは、計画性を持たずに税金を使っていたといわざるを得ない状況でした。
初めは“当初予算主義”に対し、融通が利かないなどと指摘されることもありましたが、市民からの税金を預かり活用するということは、個々人の思いつきや圧力などで判断するものではなく、計画性を持って実行するべきだという意識が、役所や議会内にも出てきていると思われます。
これからの議会の在り方としては、“当初予算主義”に対抗する意味でも、現在行われていない“予算特別委員会”を設置し、一般質問でも、町田全体に関する、市長の施政方針演説に対する“代表質問”という形をとるべきではないかと思います。
町田市議会は、今のところ他市に比べ先進的な取り組みを行っていますが、議会改革は止めることなく、議会がよりわかりやすく、より中身のある審議ができるように取り組んでいくべきと考えます。