第35回 着衣泳を学ぼう!(水難防止)
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夏場は特に水の事故が多くなります。そのほとんどが服を着たままの状態で亡くなっています。今回は、水難事故を防止するために着衣泳について説明します。
【着衣泳の目的】
着衣泳を学ぶことで、着衣のまま水に落ちた時どういった状態になるか、緊急時にどのように対応するかなど、心構えを養う目的があります。
【着衣での泳ぎ方と泳力】
抵抗が少ないため“平泳ぎ”が良いが、背浮きなど、体力の消耗をできるだけ控えその場で救助を待つことが大切です。
着衣では、服の重さや抵抗から、自分の泳げる距離が6割程度となります。200m~300mを続けて泳げる泳力が必要です。
【水の中に落ちてしまったら】
- 慌てずに上を向いて救助を待つ
- 服は脱がない(保温効果や浮力効果がある)
- ペットボトルは救助道具として活用
- ランドセルも浮きます