第29回 食中毒に気をつけよう!
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毎年、5月から夏にかけて、食中毒のニュースが取り上げられます。食中毒は、重症化すると死に至ることもあります。今回は、食中毒の予防と対策についてです。
【食中毒とは?】
主に、食中毒を起こす細菌やウイルスが付着している食品を食べたときに、急性の下痢やおう吐、腹痛、発熱などを引き起こすことを言います。
【食中毒を予防するには?(3原則)】
つけない・増やさない・やっつける
清潔:手洗い(外出後、調理前など常に洗う習慣を)・まな板なども清潔に。
冷却:肉や魚、野菜などはすぐに冷蔵or冷凍庫へ・室温で長時間放置しない。
加熱:食品は十分に加熱する・調理用具も熱湯消毒・調理後できるだけ早く食べる。
【食中毒にかかったら?】
- 下痢やおう吐による脱水症状に注意:水分補給をする。(冷たすぎるのは良くない)
- 吐いた物がのどに詰まらないようにする:横向きに寝かせる。
- 早めに病院へ:自己判断で下痢止めや解熱剤などは飲まない。