第48回 サウンディング型市場調査って？
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近年、このサウンディング型市場調査は、多くの自治体で取り組まれていることから、今回は、サウンディング型市場調査について、町田市の行った調査の内容についても説明します。
〈サウンディング型市場調査とは？〉
公共施設再編において、事業を行う前段階から、民間事業者の意見や新たな提案を把握し、市場の感覚をつかむ情報収集を目的に行います。
〈町田市でのサウンディング型市場調査の内容は？〉
町田駅周辺の保健施設の複合化と教育センターの建替えの方向性を示すために、実施しました。９社の民間事業者から応募があり、事業手法や導入可能な民間機能など様々な提案がありました。
〈どのような結果だったか？〉
町田駅周辺では、敷地の大きさや保健施設として認知されていることから、健康福祉会館の用地と保健所の用地、２ヵ所が集約建替えに適しているとの意見が多く、教育センターについては、広い用地を公共施設と民間施設の一体で建設することも土地を分割してそれぞれの機能を分けて建設することどちらも可能であることを示されました。
保健施設には、健康施設や子ども関連施設との複合化も提案がありました。
〈公共施設再編のスケジュールは？〉
2021年度に公共施設全体の方向性を示す、公共施設再編構想を策定し、2022年度以降から、条件が整った施設から事業を進めていく予定です。
