第22回 告示と公示の違いについて
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第21回参議院議員選挙が先月行われました。当初7月5日公示、7月22日投票日の予定であったが、会期の延長などがあり、7月12日公示となり、投票日は7月29日となったわけであります。
さて、今回の選挙は、公示であり、統一地方選挙では告示と言われています。この告示と公示にはどんな違いがあるのか説明します。(ごくごく簡単に)
【公示とは】
衆議院の総選挙と参議院の通常選挙の告知のみに使う。
さらに・・・憲法第7条で定める「天皇の国事行為」で行われます。
【告示とは】
その地域の事務を担当する選挙管理委員会による告知で使う。
さらに・・・国政選挙であっても補欠選挙や再選挙については「告示」となります。
ちなみに・・・
公示と告示は、参議院議員選挙と知事選挙については17日前
衆議院議員選挙は12日前
都道府県議会議員選挙は9日前
市長・市議会議員選挙は7日前
町村長・町村議会議員選挙は5日前までに行われます。