第6回 一般質問と質疑討論
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議会で用いられる言葉にも、一般になじみがなく、わからない用語が多くあります。そのなかで、議員の権限でもある議場での発言についての用語の解説をします。(あいかわらず私の現在でのわかる範囲ですが・・・)
一般質問
議案に関係なく、市の行政全般について、市長や教育委員会等の執行機関に対して見解などを問う質問です。年4回の定例会において、議員が市の行政全般にわたり質問することをいいます。町田市の場合、これに対して市長が答えますが、教育委員会に関することについては教育長が答えます。なお、町田市は答弁を含め往復1時間の持ち時間となっています。
質疑
議案について、賛成・反対の判断をくだすために、不明な点や、詳しく知りたい点を問いただすことをいいます。このとき、自分の意見を交えることはできません。
討論
議案について、賛成・反対の意見をたたかわすことをいいます。賛成と反対を交互に行います。ただし、いずれか一方だけの討論の場合もあります。また、意見の異なる人を自分の意見に同調させるという意味も含んでいます。
ちなみに、今議会において『議員提出議案第29号 電力の安定供給に関する意見書』について賛成討論をしました。
この意見書には反対討論もあり白熱したものでありました。結果は1人差(起立採決)で採決となりました。議会内でもなかなか反響がありました。