2003年12月度 議会報告
議会報告 の記事一覧
今議会の主な内容
2004年今年もよろしくお願いします
今年はアテネオリンピックの年を迎えました。スポーツの世界に携わっている私としては、否がおうにも興奮せざるを得ない年になりました。われわれ議員も、まさに4年に一度の選挙を迎えるということで、オリンピック同様それまでの努力が問われるということでは、同じことなのではないでしょうか?折り返し地点を過ぎ、みなさんに認められる政治家として、これから更なる成長をしていかなければなりません。今後とも皆様のご指導よろしくお願いいたします。
《尚、法律により年賀状は禁止されておりますのでこの報告を持って年始のご挨拶とさせていただきます。》
12月議会主な議案
* 手数料及び施設使用料等の改正にかかわる条例(6議案)
~受益者負担の適正化の観点から、住民票等の交付手数料や公共施設の使用料改正~
【ある程度の受益者負担は、施設を管理するにあたり、より良いサービスや、維持補修を考えると当然のことであると考えるが、町田市はこの財政難の局面を迎えてからようやくその意識が出てきたと見える。しかし、軒並み値上げということは財政難だからという理由だけでは虫が良すぎる話であると思い、本会議において、料金改定の理由と算出根拠を質疑しました。料金改定などお金に関することに関しては十分な市民への説明責任が問われます。】
* 市民病院・女性総合外来開設に伴う条例
~市民病院内に女性総合外来を開設に伴い相談料(3000円)を制定するもの~
【多摩地区初の女性総合外来であり、40分からなる臨床心理士によるカウンセリングが中心。女性専門の相談窓口であり、地域連携を含め各支所での設立など今後の発展が望まれます。】
ニュース
待望の中学校給食が開始されます!!
ついに町田市立中学校において給食制度が始まります。
過去、請願を始め何年にもわたり市議会でも議論されてきた中学校給食が始まることが文教生活常任委員会において行政報告されました。行政報告の内容としては中学校給食の開始に伴い、業者の選定を行っていくというもの。
子どもの成長に欠かせない食についてのことであります。中学校給食は望まれたものではありますが、決して学校任せにせず、家庭においてのしっかりとした食の指導も重要と考えます。
内容は以下のとおり。(現在わかっている範囲のものです。)
(1)実施開始時期は、2005年度より。
(2)給食実施対象校は、全20校中武蔵岡中を除く19校。
(3)初年度は3校から始め、次年度以降は各年度4校ずつとし、5年間で実施する。
(4)弁当併用方式とし、利用者の選択となる。
市議会にて
12月議会より本会議が『インターネット中継』されることとなりました。議員一人一人の発言がネットで見られるようになり、より身近な議会となっています。録画中継もありますのでどうぞご覧ください。
若林あきよしサポーターズクラブからのお知らせ
若林あきよしは皆さんに市政を身近に感じていただき、積極的に政治に参加できる環境作りを目指しております。
どうぞ皆さんのご意見やご要望をお寄せください。また、議会報告も、ご希望の方には郵送させていただきます。名前住所等メールでお知らせください。議会報告に対する案などもございましたら、ぜひお聞かせ下さい。
今議会を終えて
今議会、企画総務常任委員会で、一般会計補正予算の中の「町田市中心市街地まちづくり等整備事業補助金(500万)」について、事実上継続ともいえる予算凍結の付帯決議を付しました。付帯決議の内容は以下のとおり。
【町田市中心市街地まちづくり等整備事業補助金(500万)については、その補助対象とする組織はまだ存在せず将来的に作られるものである。したがって、何を目的として補助するのか、さらに補助内容についても説明が不十分であり、不明確である。また、100%という補助率が果たして補助金として妥当か疑問でもある。
以上の理由により本補助金について、補助対象組織、補助目的、補助内容を説明の上、承認が得られるまで予算の執行は凍結されたい。】
要するに議案として出すにはあまりに不十分だったということです。
2年終え、計8回の議会を経験しました。議案・予算などだいぶチェックするポイントが見えてきたようにも思えます。これからも一つ一つの議案を真剣にチェックし、町田市にとっても、市民にとっても、より良い建設的な提案をしていきたいと思います。