2003年3月度 議会報告
議会報告 の記事一覧
今議会の主な内容
今年度町田市総予算2106億4千万円!!
昨年の2月24日に当選をし、丸1年が経ち、今回を入れて、5回の定例会を経験しました。一回りをして、予算書もポイントを絞って、だいぶしっかりと読むことができるようになったかな、と思います。今年度予算については、昨年中に提案したことや要望したことなどが、少なからず予算に反映されているものもあるのではないかと感じています。
ちなみに今年度は、決算特別委員会に所属することになりました。2年目を迎え、更なる成長をしていきたいと思います。
3月議会主な議案
* 町田市生活安全条例
~市民の生活安全意識の高揚や犯罪防止を目的として制定~
この条例の制定は来年の4月からで、それまでに具体的に条例の中に盛り込むものを検討していくというもの。モラルに訴え、安心して暮らせるように願います。
* 心身障がい者・障がい児福祉手当改正
~市独自の制度であった手当支給を平成18年までに0円に減額していくもの~
財政の厳しくなっていく中、市独自の現金支給の減額はやむをえないところであると考えるが、支援費制度に伴った基盤整備の充実はしっかりと行っていくべきと考えます。
* 町田市職員の交通費に関する改正
~通勤手当支給の算出基準の改正~
今まで1ヶ月単位で支払われていた通勤手当を6ヶ月単位に変更する等、この改正によって、年間約1億5千万の削減につながる。このように行政も民間のような感覚をもって経費削減に対応してきています。
ニュース
学校自由選択制導入へ!!
朝日新聞 2003年3月1日
※画像をクリックすると、大きな画像がご覧いただけます。
ついに町田市も学校自由選択制の導入の答申を示しました。
昨年7月に検討委員会を設立し、翌年の3月までには結果が出る、ということで質問にも答えており、その答申が出されました。これにより特色ある学校づくりを進めるとともに、よりオープンな学校になることを望みます。
また、このことは競争と考えるのではなく、機会の平等と考えるべきと思います。
平等とは結果が平等なのではなく、それぞれの責任における機会の平等なのです。
予算質疑から
忠生市民センター・子どもセンター・図書館といった忠生地域の公共施設の配置基礎調査費が500万計上されました。
質疑において、4月から6ヶ月をめどに検討していき、その後地域の声を聞いていきたいと答弁しました。
若林あきよしサポーターズクラブからのお知らせ
若林あきよしは、皆さんに市政を身近に感じていただき、積極的に政治に参加できる環境作りを目指しております。
どうぞ皆さんのご意見やご要望をお寄せください。また、議会報告も、ご希望の方には郵送させていただきます。名前住所等メールでお知らせください。議会報告に対する案などもございましたら、ぜひお聞かせ下さい。
今議会を終えて
今年度、第1回定例会(3月議会)が2月27日から3月27日まで開会されました。この3月議会は、施政方針に始まり、4月からの次年度に向けて予算を決定する非常に重要な定例会であります。また、前年度において、改善を求め要望してきたものがどのように反映されたかをチェックします。
本年度の一般会計予算は1112億7337万円(前年度比2.8%増)
特別会計993億6663万円(前年度比3.5%増)で昨年度よりも増えてはいますが市債発行や基金取り崩しなども行って増えたものであります。
現在は国をはじめ都もそして市も非常に財政が厳しくなっています。今までの町田市独自の予算もシビアに見ていかなければならなくなりました。
市長の施政方針にもあるように“行政経営”という感覚が必要になってきます。しかし財政が厳しいからといって、突然のカットということがないように、何が必要で、なぜ削るのか、説明責任が問われます。