2008年9月度 議会報告
議会報告 の記事一覧
今議会の主な内容
ついに解散!?総選挙後の政権はどうなるのか!?
突然の首相辞任に始まり、自民党総裁選挙、麻生総理大臣の就任、そして国会の開催。また金融危機からくる、経済不況、株価暴落。アメリカでは大統領選挙と、日本を取り巻く政治経済の状況が大きく動いた数ヶ月でした。
総選挙の結果はまだ解りませんが、国民に信を問いた後の、新しい日本の政治の幕開けであります。今後は、国で行うべき事、都道府県で行うべき事、市町村で行うべき事、をはっきりと区別した、地方分権を推進するような議論が行われることを期待します。
政治は政治家や官僚だけで行うものではなく、国民全員が当事者意識を持って多くの問題にかかわるべきと考えます。(10月20日現在)
9月議会の主な内容
* 町田市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
【町田市民病院を地方公営企業法の一部適用から全部適用にする条例】
医療にかかわる問題は、それこそ人の命に関わる重要な問題であります。医師不足など多くの問題を抱えているのは町田市民病院も例外ではありません。修正案(施行日を11月から来年の4月に変更)を含め、議案が可決したことで、病院を改革するための重要な一歩となることを期待します。
この条例の主な改善点としては、(1)給与体系を市役所から切り離し、病院内独自での給与体系を作ることが出来、優秀な医師を呼びやすくなるという利点があります。また、現在の病院職員については公務員として残ることから、公的病院としての位置づけは変わることなく、市民の最大の福祉である市民病院の役割は変わりません。更に、(2)病院企業管理者を置くことで、病院運営の点で、しっかりとしたマネジメントが図られる事が期待できます。
ニュース
障がい者を雇用している事業所に感謝状贈呈!
前回の、障がい者の就労支援についての一般質問の中で、町田市が、障がい者を積極的に雇用している事業所に対し、感謝状を贈呈するべきと提案しました。
障がい者の就労を支援していくことは、納税者として自立していくだけではなく、本人のやる気にもつながると考えます。感謝状の贈呈は、新しい障がい福祉の形として、大変重要であると考えます。
以下が、この度感謝状を贈呈された事業所です。(現在、19名が雇用されており、16名は3年以上にわたり就労されています。)
- (株)魚儀(根岸町)
- (株)ベビーランドタマベビー(根岸町)
- (株)つるや化成(忠生)
- (株)荒江紙器(小野路町)
- (有)協栄ハーネス(金森)
- (有)いくた食品(南大谷)
- (有)南白山クリーニング(金森)
- (有)醍醐フードサービス(鶴間)
- (有)コアリネンサプライ(小川)
- (株)東京園芸資材販売(横浜市青葉区)
若林あきよしサポーターズクラブからのお知らせ
若林あきよしは、わかりやすい政治をモットーにこの議会報告を作成しております。ご意見ご要望などお知らせください。また郵送に際して知人や紹介者にお送りしておりますが、ご不要な方はご連絡ください。
また、この報告を近所に配っていただける方(ポスティングボランティア)何部でもかまいませんのでご協力していただければと思います。ご連絡いただければ直接お持ちいたします。メール・電話等でよろしくお願いいたします。
今議会を終えて
今議会中に、町田市民病院から小児二次救急の診療休止が報告されました。背景には、全国的な医師不足が挙げられますが、市民病院の最大の使命は、救急であるにもかかわらず、休止に陥ったということに関しては、非常に残念でなりません。町田市議会では、報告後に緊急質問が行われ、議会最終日には、『小児二次救急の早期の正常化及び医師の確保を積極的かつ早急に市を挙げて行うことを求める決議』を全会一致により提出いたしました。
また、町田市民病院では10月1日より、周産期センターが開設されました。この周産期センターは、危険度の高い出産と未熟児などに対し、集中的に対応する施設です。周産期センター長には、仁志田氏が就任されました。
決算特別委員会が、今議会中に開かれました。今年は決算委員となり、昨年度(2007年)の決算審査に携わりました。行政運営は予算重視の点がありますが、決算から、町田市の財政状況などが読み取れるとともに、今後の予算を建てる上での課題も見つかることから、今後は更に重要視する必要があります。