2023年8月 議会報告
議会報告 の記事一覧
2023年度町田市総予算3,004億1,615万円
町田市の2023年度の総予算が決定しました。一般会計予算は、1,684億2,648万円となりました。私の初当選した2002年度の総予算は2,087億円、一般会計予算は1,118億円でした。この時の民生費は、一般会計の30%を占めており、現在は、一般会計の59%を占めています。受給対象者も増えたということもありますが、間違いなく20年前より福祉は充実しています。
今後、少子高齢化において、ますます社会保障費の増大が見込まれます。
こういった、変化が激しい世の中においては、しっかりと将来を予測するも、変化を恐れ、現状を強化していき、危機的な状況を迎えたときに、改革が余儀なくされる方法と、変化を受け入れ、これまでの価値観や考え方を変えて、危機的な状況そのものがない社会にしていく方法があります。
これまで町田市は、危機的な状況に陥ることなく他市に比べ先進的な行政運営がされてきたと思われます。今後も他自治体を引っ張っていくような政策に、車の両輪の議会としても意識して取り組む必要があります。引き続き、皆様のご意見ご要望をお寄せください。
議会ダイジェスト! -一般質問-
2023年度第1回定例会 (3月議会)
次期教育プランについて問う!
(別ページ、疑問?難問??クエスチョン!!の“次期教育プランについて”で詳細を示す)
【坂本教育長】
取り組むべき課題について4項目に整理をした。
次期教育プランの教育目標は、「自ら学び、あなたと学び、ともに創る町田の未来」とした。
2023年度まちだの教育について問う!
【学校教育部長】
- ・部活動について:
- 国や都から財源も含めた地域移行の方針が示された際に、どのような条件が整えば地域移行できるのかを整理する、部活動の在り方検討を2023年度から行いたいと考えている。
- ・えいごのまちだについて:
- 英語でのコミュニケーションに対する積極的な態度が育ってきている。2022年度に中学校2年生を対象に行った、英語能力テストGTECのTOTALスコアの平均は、全国の公立中学校の平均を8.1ポイント上回る結果となり、言語活動を大切にした授業づくりの成果も出ている。
- ・地域未来塾について:
- 2023年度からは、全ての中学校で地域未来塾を実施する予定である。
2023年度第2回定例会 (6月議会)
特殊詐欺から市民を守るには!
【防災安全部長】
「ながら防犯」など日常生活に防犯の視点を取り入れ、警察・地域と一体となって特殊詐欺被害の根絶に向け取り組む。
生成AIの利活用について問う
【榎本副市長】
ジェネレーティブAI(生成AI)の安全かつ効果的な利活用を推進することで、行政サービスを「人手のかかるサービス」から「デジタルベースのサービス」へ変革し、スマートシティの実現を目指していく。
起業創業・スタートアップ支援について問う
【経済観光部長】
全国のスタートアップから、町田市に注目を集め、スタートアップが活躍しやすい風土を根付かせることで、市内における創業機運の醸成につなげていきたいと考えている。
今議会を終えて
2023年度(2023年4月~2024年3月)がスタートしました。5月8日から、新型コロナウイルスの感染法上の分類が「5類」に引き下げられたことにより、世の中が大きく動いてきています。
多くの団体も、4年振りといった言葉をつけて、これまで中断していたイベントを開催するようになりました。この夏も、盆踊りやお祭りなど目白押しであり、多くの参加者で賑わっています。地域のつながりを深める交流の場として、大切な取り組みであると改めて感じました。開催にあたり、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
市議会も3年振りに通常の運営に戻っての開催となりました。議会傍聴も再開しています。今後もより多くの方々に市議会に関心を持っていただければと思っています。
随時SNSの更新をしています。
下記にある通りSNSを細々とやっています。ご覧いただければ幸甚です。
お盆を過ぎても厳しい残暑が続くと思われます。皆様には、どうぞ健康に気を配っていただき、お身体大切に毎日をお過ごしください。